『太陽を曳く馬』

Nが渋い顔で読み続けていた高村薫の「太陽を曳く馬」を、Tも読むことにした。Nは「この本から高村薫に入るのは、お薦めできないけど・・・」と言う。しかし、旬の本でもあるし、Tはトライした。そして先日、やっと読了。感想は村上春樹の「1Q84」に似ていて「えっ?これで終わりなの?ちょ、ちょっと待ってよ」。Tにとっては、現代美術への視線は鋭く面白く、新興宗教と仏教思想の解釈と展開は難解すぎて歯が立たない。Nは「大好きだった合田雄一郎が、こんな風に出るのは失望感大。しばらく距離を置きたい。」という。結果、Tは高村薫の文体がとても好きになり、そんなTにNは「李歐」を手渡した。

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