NODA MAP『ザ・キャラクター』。パンフレットの冒頭に「世界に通用しないモノを創る」と題して、書かれている野田氏の文章。世界に通用しているものとして「英国の役者の子供がピカチュウのカードを集めていたり、微笑ましい。」とある。その正反対のモノを創るぞ!その名も『ザ・キャラクター』。麻原彰晃のような書道家(古田新太)の狂気が中心に描かれており、「キャラクター」は書家が描く「文字」を意味しているのだろう。
↓ パンフレット
↑ パンフレットの写真は、全て篠山紀信撮影。
宮沢りえの熱演が高く評価されていて、作家の怒りが乗り移ったような啖呵(たんか)を切るところが見どころ。