『パイレーツ・オブ・カリビアン〜生命の泉』@六本木ヒルズシネマ。さて、この映画をどう見るか?ティム・パワーズ作の『幻影の航海(On Stranger Tides)』というファンタジーを原作にしていること。邦題は「生命の泉」だが、原題は「On Stranger Tides」。ジョニー・デップの出演料が55億円らしいこと。ジェフリー・ラッシュ(バルボッサ役)は、英国王よりもかっこいいこと。Tは「なんだか、謎も無い、薄っぺらい話だったな」。Nは「裏側にある、宗教や国家の対立が興味深い」という。え?どこが?「イケメンのスペイン国王と醜い英国王、カトリックとプロテスタント、コンキスタドールと帝国主義、宣教師と人魚、2つの聖杯とブタ、いろんなシンボルと比喩に満ちているのでは・・・。」と。なるほど、そう見た方が、映画は喜びそうだ。
石原家の結論。いちばんカッコよかったのは、バルボッサ。あと、人魚はこわい。