小説(「ミレニアム」)を読み、スウェーデン映画も見て、今回のデヴィッド・フィンチャー作を見る我々は、かなりミレニアムに深く入り込んでいるので、この映画だけを客観的に見るのが難しい。
そんな我々は、もっと魅力的なリスベット・サランデルを期待していたし、もっと緻密で濃密な人物表現を期待していた。「ソーシャルネットワーク」のザッカーバーグのように・・・。そういう点では失望感の大きい映画だったが、また、いつかスウェーデンには行ってみたくなった。この映画を、予備知識無く初めて見る人の感想が聞いてみたい。
ちなみに、昔のスウェーデン映画では、以下の配役だった。
いま見るとそんなに悪くないんじゃないか?