グエル公園にあるドラゴンのミニチュア置物(トガゲではない)。
お風呂場に置くことに。
カテゴリー: ロンドン~バルセロナ
グエル公園にあるドラゴンのミニチュア置物(トガゲではない)。
お風呂場に置くことに。
飛行機の中から、アルプスを見ながら帰国の途へ。
反対側の座席だとマッターホルンが見えたらしいが・・・。
バルセロナ出身の偉大なる美術家は、まだまだいる。ジョアン・ミロ(1893〜1983)もそうだ。バルセロナ最後の観光は、ミロ美術館(1975年に建設)になった。
ルイジアナ美術館で出会ったミロ彫刻を気に入ったNは、ここでも記念撮影。
館内では撮影禁止(かつては自由だったらしい)。
屋外彫刻は撮影可。というわけではないが、我々はミロの絵画よりも彫刻の方が好きかもしれない。
1929年バルセロナ万国博で建設されたドイツ館は、ミース・ファン・デル・ローエによって建設され、万博終了後に取り壊されたが1986年に同じ場所にミース記念館として復元された。
鉄とガラスのインターナショナル建築の起源。ここには直線しかない。あまりにも何も無さすぎて、ミニマルアート作品のよう。いや、この建築物が面白いのではなく、ガウディと同居してあるというコントラスト、バルセロナという都市が面白い。
カダケス ポールリガット村に、ダリの家がある。ダリが50年以上にわたって生活し、制作し続けた場所。最も濃いダリの場所。クリエイター・ダリのお宅拝見。
入り口で、シロクマの剥製が出迎えてくれる。ステッキや帽子置き場。
アトリエは、想像していたよりも小さいが、大作を描く為の仕組みがしっかりしており、とても使いやすそうだ。
画材倉庫も整っており、なかなか几帳面じゃないか。
奥様の肖像は、常に最もよい位置に。
スネイル。
庭には、廃材アートのような巨像が横たわる。こういうの日本のアニメにあったかも?
ビデオインスタレーションも。
この住処を見ると、フィゲラスのダリ美術館の展示が、より理解できるような気がする。来てよかった。20世紀の偉大なアーティストの、まだそこにいて描いていてもよさそうな、生々しい生活の有様を見ることができる素敵な場所だ。
Cap de Creus(キャップ・ド・クレウス)はスペイン最東端に位置する自然保護区で、フランス国境までは25km。ピレネー山脈の東端に位置し、季節によっては山を越えて強い北風が吹くせいで、小さい木しか育たず、非常に岩が多い乾燥した地域だ。手つかずの自然が残っていて、小さな入り江はとても美しい。灯台の近くにあるレストランでは、トレッキングにやって来たマルセイユのおばちゃん軍団に出会った。どこの国もおばちゃんたちは元気だ。
スペイン最東端の灯台。
海岸から細い路地を入るとAさんの知り合いの画廊があり、写真展を開催していた。
老後は、こういう場所で画廊でもやりながら・・・という考えは石原家にはないけど、いいなあ、と思う。
カダケスの美しい浜辺に建つホテル。小さくて簡素なホテルだが、テラスからの眺めは天下一品。
フィゲラスにあるダリ美術館。タマゴがシンボル。
膨大な作品量、バリエーション、試行錯誤。
でも、なんだか、このガラ夫人と、
パンの絵に、シュルレアリスムの根源を感じた。
そして、ダリが、当時の最先端であるインテグラル・ホログラムに強い関心を寄せていたことがよくわかった。だまし絵、立体視、錯視、などの延長線上に、この技術があったのだろう。今、生きていたら3D映画に取り組んでいただろうか?
しかし、ダリはこの膨大な現在進行形の作品群の下で眠っている(1904〜1989)。