オックスフォード植物園の花達。この時期は、立派な薔薇やダリアが咲いていた。









カテゴリー: ロンドン~バルセロナ
オックスフォード植物園の花達。この時期は、立派な薔薇やダリアが咲いていた。









オックスフォード大学の植物園。


噴水を過ぎて、しばらく行くとベンチがある。

「ライラの冒険」の最後で、ライラとウィルは離ればなれになるが、一年に一度、それぞれの平行世界の同じ場所にあるこのベンチに座って、お互いを感じ合うことにする。ここは、その話に感動したNが、訪れてみたい場所だった。

ちょっと、その隣に失礼するN。
JRRトールキンにしても、ライラの冒険の作者フィリップ・プルマンにしても、このオックスフォードの身近な場所にインスパイアされて、物語を綴っていったのかと思うと、このオックスフォード大学という場所が、ちょっと羨ましくなる。
オックスフォード大学の植物園。そこには、JRRトールキンが愛したというヨーロッパクロマツがある。その巨大さに驚く。

このクロマツは、ライラの冒険の最終章「琥珀の望遠鏡」にも少しだけ登場する。
Nは名探偵ポワロのファンである。小説の舞台になっているイギリスの田舎を、いつか訪れてみたいと思っていた。ロンドン滞在中にむりやり時間を取って、わかりやすい場所という事で、ドラマの撮影に使われた場所に行ってみた。

コッツウォルズ地方の有名な町、カッスルクーム。「アクロイド殺人事件」の撮影現場。
町のレストランの壁には撮影当時の写真が飾ってある。

ロンドンのポワロのオフィスがあるホワイトヘヴン・マンションとして撮影された建物。ロンドンのCharterhouse Squareのそば。

ポワロはベルギー人で、とても几帳面でおしゃれ。調度品が曲がっているのを嫌い、潔癖性に近い清潔好きである。得意の灰色の脳細胞を使って事件を解決し、現場の地面にはいつくばって証拠品を集めるやり方を、「猟犬じゃあるまいし」と小ばかにしている。Nはポワロのどこがそんなに好きなのか自問自答してみる。う〜ん、偏屈でわがままな所だろうか。自分に似てるかも・・・
ロンドンから車で2時間半。Cotswols(「羊の丘」の意味らしい)地方のカッスルクーム(Castle Combe)村。蜂蜜色のライムストーンで建てられた家が並ぶ美しい村。



17世紀の領主の屋敷が「マナーハウス」と呼ばれる豪華な宿泊施設になっている(マナー=荘園)。中にゴルフコースもある。



・・・日本人観光客の多さに驚く。
↓ポールスミス・ノッチングヒル店。Nはシャツを一枚購入。

↓マッキントッシュ本店。Tはコートをひとつ購入。

↓サビル・ロー(オーダーメイドのスーツ街)を見学。「背広」の語源、ビスポーク・テイラーの起源。白州次郎のようには買えない。


↓グローブトロッター本店。お目当てのスーツケースカバーは、見つからず。

しかし、どこも本店が小さいのには、驚かされた。
ロンドンオフィスの下にあるレストラン。とても有名なイタリアンだという。


昼には、あっという間に満席になる。

カラマリグリル。Nは、これまで食べた中で最もおいしい「イカ焼き」だと言う。

私のボンゴレビアンコは、まあフツー。

テムズ川沿いにあり気持ちがよいが、テムズ川自体があまり美しくないのは残念。
ロンドンの☆☆和食「UMU」。日本にあってもおかしくない、純和食。あじつけもとても日本的でおいしい。

この料理が出てきて、ああUMUって「生む」のことだったのか、と理解。
ロンドンのブテイックホテルとして有名なFirmdaleのホテルのひとつ。
4年前にChalotte Street Hotelに宿泊して、Firmdaleのホテルに一目惚れしてしまったN。
おしゃれでアットホーム、アートやインテリア好きには絶対お薦め。


