ベラヴィスタ集合住宅

1930年代、アルネ・ヤコブセンは、クランペンボー・ベルビュー地区の海外線に、集合住宅と劇場などのリゾート型複合住宅の設計に携わり、晩年はそこに住んだという。その海岸を訪ねてみた。

↑ 写真中央にある灯台(小さな監視塔)も、彼のデザインになっており、

↑ この劇場も、

↑ この集合住宅も現役で、美しく使われている。

ルイジアナ現代美術館

今回の旅行で、我々がもっとも長い時間滞在したのが、このルイジアナ現代美術館だ。コペンハーゲンから電車で約30分。ルイジアナという名の由来は、建物のオーナーの奥さんの名前がルイーズさんであったことから由来しており、米国のルイジアナとは無関係。コレクションが充実している上に、展示環境が素晴らしいので、ついつい時間を忘れてしまう。

入り口では「ウォーホールとムンク」という企画展を開催していた。

ジャコメッティの展示も素晴らしく、

野外展示も充実している。

他にも、草間弥生、杉本博司、森山大道、など日本人の作家の作品も多い。

最後に、マーク・ロスコの作品に出会って、高村薫の「太陽を曳く馬」を思い出した。

↑ マーク・ロスコ「無題」、なかなか写真のフォーカスがあわない。

チボリ公園の花火

ホテルのすぐ近くにあるチボリ(Tivoli)公園。1843年創業の歴史ある遊園地。夏期の土曜日にだけ花火があがるという。Nが予約した部屋(#606)と公園の花火のタイミングは見事に一致し、ホテルから花火を見ることができた。

606 アルネ・ヤコブセン・スイート

デンマークが生んだ世界的な建築家アルネ・ヤコブセン(Arne Emil Jacobsen)。彼はまた、多くの優れた椅子を設計した事でも知られる。旅の終わりのコペンハーゲンで宿泊したのは、50年前に彼が設計したラディソン・ブルー・ロイヤルホテル(旧SASロイアルホテル)。そして、606号室は、唯一ヤコブセンが設計した当時の内装を保持している。彼はこのホテルのドアノブ、引き出し、ステンレス製カトラリーなどのディテールに至るまで全てデザインしており、彼の細部までのこだわりと当時の雰囲気を楽しむことができる。エッグチェアに座り、満足そうなT。

ヴェクショー大聖堂

コスタからアルベスタに戻る途中、タクシーの運転手が、電車まで時間があるからということで、ヴェクショー(Vaxjo)村にある大聖堂へ。

この教会は1958年から60年にかけて大改修が行われ、多くの彫刻家達が参画。祭壇などがガラス彫刻でつくられており、

十字架の下には、ガラスのスカルが置かれていたり、

Nが入り口にある不思議なガラスの木を覗いてみると、

林檎に手をのばす女性とそれを見上げる男性。これこそがエリック・ホグランの作品だと知る。

ホテル内は、アーティストの展示場

アートホテルの中は、アーティスト達の作品とプレゼンテーションで溢れており、ほとんどが購入可能らしい。


↑ レセプションの液晶テレビも作品に組み込まれており、偶然にも「ミレニアム」のミカエル役の俳優(Michael Nyqvist)が映っていた。

Kosta Boda Art Hotel

ここに泊まってみたくて、ストックホルムからわざわざ列車で南下。森と湖が広がるスモーランド地方は「ガラスの王国」と呼ばれている。コスタボダ・アートホテルは、総重量100トンのガラスを運んで2009年に建設。ゲストルームはコスタボダのデザイナーたちによるデコレーションが施されて、1室ごとにインテリアが異なる。私たちが宿泊したのはKjell Engmanの部屋。アートなガラスワークにNは大満足。